そもそもエルゴとは?

エルゴはハワイの抱っこ紐のブランド
エルゴってなんですか?名前は聞いたことがあるけど、よく知らないので。。。と、
これから育児に入ろうというママさんには結構多いかもしれません。エルゴといえばエルゴベビーです。有名な抱っこ紐のブランドですよね。
ハワイ初の米国ブランドです。
いまや、赤ちゃんのいるママさんで知らない人はいない!というくらいに有名なブランドです。
日本で有名になったのは、5、6年前からでしょうか。まだスマホもない時代にママさんの生の口コミで広がったのが最初です。
使っていて肩が楽なのがエルゴ
そして今や、その肩の負担の楽さで、育児をしていくのにとても助かるということで、絶大な信頼性と人気を誇っています。
最近ではそのせいか、偽造品も増えました。。他ブランドもこぞって似たような製品を販売開始してきましたね。
なぜ肩が楽なのか?
エルゴの一番の特長ともいえるのが、肩が疲れにくいことです。
それまでの抱っこ紐では、しばらく使っていると肩に紐が食い込んで痛くて痛くてしょうがない・・・こんなママさんが続出していました。
赤ちゃんを抱っこする時間は長い
子供が生まれるまではなかなか気づかないのですが、赤ちゃんを抱っこしている時間は、一日のなかで予想以上に長くなるものです。
最初は、赤ちゃんは抱っこ紐を使わずに、そのまま自分の腕で抱っこするのが一番だ!と思って続けてみたりするのですが、
しばらくするととても体が持たないことに気づきます。中には、腱鞘炎になってしまうとう人もいるくらいです。
それまでの抱っこひもは何がダメ?
そこで抱っこ紐の出番となるのですが、こちらも短時間であれば良いのですが、
しばらく利用すると肩に紐が食い込む
毎日使っていると肩の痛みが累積
という事態になっていたわけです。
なぜ肩が痛かったのでしょうか?従来の抱っこ紐では、赤ちゃんの重さをほとんど全て、肩ひもだけで支えようとしていたのです。
リュックサックをイメージしてもらえばわかるでしょうか。リュックに5キロの鉄アレイを入れて、毎日7時間以上は、そのまま生活してください・・・1年くらい続けて下さい・・・こんな風なイメージです。
エルゴの腰ベルトとは?
ここで、エルゴが登場しました。ハワイの実際に子育てをしていたママさんが発案したわけです。従来の抱っこ紐では肩が痛い。どうしたらよいのか?と。
そこで、彼女は腰ベルトに注目したわけです。よく腰痛の方が腰バンドを巻きますが、あのイメージです。

腰に太いベルトを巻きます。そして腰ベルトからつながった形で背当てを作りますと、赤ちゃんの体重が腰のベルトの方で吸収できることになったのです。
結果、肩の負担は激減したわけです。そして腰ベルトは、肩のように縦に力が加わるわけではありませんし、太いベルトですので、負荷が分散されやすいのです。つけてみると、今までの肩ひもオンリータイプとの違いに驚いた!こんなママさんばかりでした。
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エルゴだけで抱っこひもはいいのか?
では、エルゴだけで抱っこ紐はひとつで足りるのでしょうか?高いお値段を出して購入する以上はこれが気になって当たり前です。
そして、この疑問については、赤ちゃんの時期や使い方によって答えが変わってくるでしょう。答えは一つで足りるときもあるし、足りない場合もある、ということです。
赤ちゃんの時期による使用法は?

赤ちゃんの時期で変わるのか?
エルゴでは赤ちゃんの時期によって使用法は変わるのでしょうか?
これから育児を始めるママさんにとっては、まずは新生児に使えることや使い方の確認が知りたいでしょう。
そして、途中から購入を考えているママさんには、首すわり以降のバリエーションや使い方などが知りたいでしょう。
こちらについて、エルゴでは、新生児から首すわり前までと、首すわりから腰すわり前まで、
そして最後に腰すわりからの3つのタイミングによって使える方法や注意点が変わります。
エルゴは首すわり以降の評判が良い
まず一番に注意すべきはエルゴは、首すわり以降の時期に最も評判が良いということです。
首すわりより前の時期については、あえて使わないママさんもいるほどです。
そして次に大切なことは、おんぶはエルゴの場合、腰すわりからの利用スタートになるということです。
他の抱っこ紐では首すわりからおんぶできるとされているブランドもありますが、
エルゴは違いますのでご注意下さい。
・・・などなど、エルゴの赤ちゃんの時期別の使用法については、
このページのままで説明を続けると長くなりすぎてしまいますので、あえてページを分けました。
くわしく読みたい方はこちら↓
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エルゴの中ではどれを選ぶべきか?

エルゴが何種類もある
そして、じゃあエルゴを買おうとなったときに、店舗やショッピングサイトを見ると、エルゴが何種類もあるではないですか。
あれ、みんなが言っていたエルゴって、どれなんだろう?どれも同じ評判のエルゴと考えて良いのかな?
こんな風に疑問が沸いてくるのではないでしょうか。エルゴベビーの抱っこ紐は、カラーや細かいバリエーションを除いても、
ベビーキャリア・オリジナル、ベビーキャリア・オーガニック、360ベビーキャリア、アダプト(ADAPT)、
オムニ(OMNI)360・・があります。特にアダプトは2016年より発売されたモデルで、オムニ360は2017年11月から発売
された比較的新しいモデルです。
こんな沢山のエルゴのなかから、あなたは一体どれを選べば良いのでしょうか?
首すわり以降に、お得にエルゴを使うなら、ベビーキャリア・オリジナル

お得に買うならオリジナル
まず、首すわり以降に、お得にエルゴを購入するなら、なんといっても、ベビーキャリア・オリジナルでしょうか。いままで他のママさんから聞いていたエルゴの肩がとても楽だという良い評判は、だいたいこのモデルで実現できます。
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エルゴベビー ベビーキャリア オリジナルの口コミ
エルゴベビー / 首すわりから
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特に、かつてエルゴの評判が一気にあがったときに、一番売れていたのはこのオリジナルでしょう。
2016年以降は首すわり前のいわゆる新生児期にもオプション無しで使用できるアダプト、が新発売されており、徐々にそちらに
主軸が移ることは予想されますが、首すわり以降の使用においてはそれほど大きな違いはないとも考えられます。
特に、エルゴのブランドを確立させた際のベストセラーとも言えるのがオリジナルだけに、
エルゴの信頼感と快適性の多くが
このベビーキャリア・オリジナルを買って、あなたのものとできるといってよいでしょう。
ベビーキャリア・オリジナルのお値段は?
お値段が保証がつく正規販売品DADWAYでは、
2018/1現在、
web販売でカラーにもよりますが、多くのオリジナルが、セール品で1万2千円前後で販売されています。
以前は2万円程度で販売されていたモデルであるため、アダプトやオムニ360の販売の影響だとは思いますが、
首すわり後の使用で購入するのであればかなりお得です。
なお、並行輸入品でも良いといのであれば、さらに1万円を切る価格で購入できる場合もあるようですが、並行輸入の場合
、偽造品かどうか判断することがとても難しくリスクが高いためおすすめしません。
参考)
ベビーキャリア・オリジナル口コミと説明
首すわり以前の新生児から使うなら、アダプト(ADAPT)がおすすめ

そして、2018/1現在、首すわり以前の新生児期から、エルゴ1本で通したいのであれば、
2016年から発売されているアダプトがおすすめです。
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エルゴベビー アダプト(ADAPT)の口コミと人気
エルゴベビー / 新生児から
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エルゴはオリジナルだと、インファント・インサート(抱っこ紐の中に入れる、おくるみのようなもの)というオプションが首すわり前で使用する場合必要でした。
そしてこのオプション使用は口コミでは評価が低いケースが結構ありました。
アダプトはこの構造を根本的に変えています。詳しくは以下で説明していますが、大きな改善があるため
首すわり前に使用するエルゴとしては、おすすめです。
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アダプト(ADAPT)のお値段は?
お値段は、正規販売品DADWAYでは、
2018/1現在、
2万4千円程度から販売されているようです。
比較的、新製品でもあり、ユーザーの人気もあることから、オリジナルより高い価格レンジで
水衣していると言ってよいでしょう。
暑い夏にそなえて通気性を考えるなら、アダプトのクールエア

意外と忘れがちなのですが、エルゴは多くのモデルにおいて、夏、けっこう暑いです。特に、ベストセラーでもあったオリジナルの通気性がよくないのです。
ただし、2016年から発売されたアダプトでは、2017年に新発売された派生モデルのアダプト・クールエアがメッシュ仕様で
通気性の良いモデルとして期待できます。
暑い地域向けにエルゴが開発?
やはり日本を含む東南アジアでは、欧米と比べて蒸し暑い度合いが違うのではないでしょうか。
エルゴはもともとハワイではありますが米国のブランドです。このため当初は欧米を中心に販売をスタートしたのではないでしょうか。
ですので、日本人が使ってみると、夏、暑い・・・のです。
これに、伸びて来たアジア地区の販売状況をみて、エルゴが開発されたのでしょうか?
アダプトが出る前にも「パフォーマンス」という通気性をとても考慮したモデルが途中から販売されていました。
2018/1時点ではアダプトのクールエアが最新のメッシュモデルとしておすすめです。
アダプト(ADAPT)クールエアのお値段は?
お値段は、正規販売品DADWAYでは、
2018/1現在、
2万7千円程度から販売されているようです。
普通のアダプトに比べて+3千円程度高い水準で販売されているようです。
メッシュであっても冬も問題なく使えるようですので、基本的にアップグレードモデル的な位置づけかと考えても良いと思います。
アダプトの長所に前向き抱っこを加えたいならオムニ360

そして、2017年11月より発売されたオムニ360ですが、大まかに言うと、360キャリアという前向き抱っこができたエルゴと
アダプトを合体させたような長所をもっています。
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エルゴベビー オムニ360(OMNI360)の口コミと人気
エルゴベビー / 新生児から
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アダプトクールエアより若干高い2万8千円程度で、2018/1現在、正規販売店のDADWAYでは販売されているようですね。
2018/1現在ではまだメッシュタイプが無いようですので、今選ぶなら、通気性か前向き抱っこか、どちらを選ぶかで
おすすめは変わってくるでしょう。
エルゴのオプションは?
最後にエルゴのオプションについて説明します。エルゴでは、販売されてから時間が長く、ユーザー数が圧倒的に多いことから、オプションについても大変充実して取り揃えられていると思います。
インサートは新生児から首すわり前に利用する

インサートは新生児期は必須
まずは、インファント・インサート。こちらは、エルゴのオプションのなかでもかなり優先順位が高いのではないでしょうか。前のほうでエルゴは首すわり前の方が評判が良いと書いたのですが、その辺りの事情がいろいろとこのインサートには絡んでいます。
エルゴのオリジナルなどは標準品だけでは、新生児期から首すわり前に利用することができません。その時期に利用するには、このインファント・インサートという新生児用パッドを購入して、赤ちゃんをくるんでから利用することになります。
インサートについては詳しい説明も
このため、取り付けの方法が少々、手間となります。また、インサートで赤ちゃんをくるんで、エルゴを装着するのには、なかなかコツがあるようで、どうやったら上手く取り付けられるか?ママさんが悩まれるケースがとても多いようです。
このあたりも、ここで書くと中途半端になりますので、あえてページを別に用意いたしました。こちらでご確認ください。
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エルゴのよだれカバーはここ最近のヒットグッズ

よだれカバーって何?
そして、ここ数年で一気に見かける回数の増えたのが、エルゴのよだれカバーです。正規品の正式な名前では、「サッキングパッド」と呼ばれているようです。巷ではよだれパッドだとかよだれカバーというように呼ばれるケースが多いです。
そもそも何これ?というママさんも、抱っこ紐利用であったらとても多いと思います。説明すると、赤ちゃんが抱っこひもで抱っこされている際に、肩ひもの部分を舐めたりかじったりしてしまうんですね。それでよだれでべたべたになってしまうということがあるのです。
よだれがついても簡単に洗える

これに対して、いつの間にか用意されていたのが、このよだれカバーです。背当てから出ている肩ひもで赤ちゃんの口が届く範囲に、巻いて上げることで、これさえ取り外して洗えば、簡単に清潔にできるわけですね。
わがやでも、5年前の第1子のときには使っていなかったのですが、ちょうど現在進行中の第2子の抱っこのときには、このよだれカバーを使っています。こちらはエルゴの正規品でもありますが、それ以外のメーカーのものでも、特に気にせず使いやすいのではないでしょうか。
基本的にはよだれでぬれるのを防ぐ目的ですので、赤ちゃんがなめても大丈夫な素材でさえあれば、落下防止などの観点は関係ないわけですので。
ベビーウエストベルトは落下防止
そして、何よりもこれから説明するベビーウエストベルト、これが最近の大きな変化ではないでしょうか。
2015ごろまでエルゴはハーネスがなかった
先ほど紹介したエルゴの使い方のページでも書いているのですが、エルゴには2015頃まで落下防止のハーネス構造がありませんでした。
このため、他の日本ブランドなどが、こぞって落下防止ハーネスを打ち出したときに、ママさんがそちらを選ばれるというケースが最近ありました。これに対して、エルゴが日本限定で、販売開始したのがこのベビーウエストベルトです。
筆者もベビーウエストベルト購入

筆者もだいたい2千円くらいで
Amazon
で最近購入しました。簡単にいうと、赤ちゃんの腰回りにベルトを巻いて、それをママが巻くエルゴ本体の腰ベルト側とコネクターのような機能でつないで、いわゆる、いのち綱のように使用するというものです。
もしもの時の安全対策ということですが、特におんぶを使われる際には、落下しないかヒヤヒヤするケースが結構多いものです。おんぶのときにはぜひ積極的にこのベビーウエストベルトを使っていきたいですね。
今までのエルゴにも取り付けできる

なお、ここではオプションとして書いていますが、
2015/11または12月以降に新規に日本で発売される正規のエルゴについては、このベビーウエストベルトが標準装備となるようです。
それまでに購入した人もオプションとして
正規代理店
でも2千円程度で買うことができますのでぜひ利用したいものですね。
ベビーウエストベルトを利用したいおんぶのときについてはこちらで少し書いてます↓
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