1)エルゴでおんぶすると便利?
エルゴをしていて、肩腰の負担が軽くなっているのは皆さん共通の評判です。
ここで問題になるのが、抱っこだと、前にぶらさがっているので、家事や作業などが非常にやりにくいということです。
やはり、できたら、おんぶがいいですね。
おんぶであれば、背中に背負う分、体の前があきます。このため、食器洗いも食事の準備も、掃除も、そして自分の食事もしやすいのです。
食事については、本当に死活問題でもあります。まあ、食べれることは食べれますが、
ごはんを赤ちゃんの上に落とさないように結構気をつかったりします。熱いスープやお味噌汁などを飲むのは難しく、あぶないですよね。
2)エルゴでおんぶはいつから?
家事を楽にするためにも、可能なかぎりはやくエルゴでおんぶをしたい。こう思われるママさん(パパさん)は多いと思います。では、実際にはいつからおんぶをできるのでしょうか?
他の抱っこ紐と同じ時期?
国内他社ブランドのものとは、開始時期が違うようなので注意が必要です。他社製品ではおんぶを首すわりから使用できるとされているものがあります。
ですが、エルゴと他社ブランドでは、抱っこひもの作りも異なりますので注意が必要です。エルゴでのおんぶがいつからできるのか気になるところです。
エルゴでおんぶできるのは?
エルゴの正規代理店の公式HPで2017/2現在、そもそもエルゴではおんぶは、腰がすわってからとされています。この腰がすわってからおんぶができるというのは、エルゴの360ベビーキャリアとそれ以外のベビーキャリアに共通。つまり全てのエルゴですね。
腰がすわる時期は、個人差がありますが生後月数でいえば、早くて生後6ヶ月頃からを目安とされています。首すわりが生後3ヶ月〜、完全な首すわりが生後4ヶ月〜としても、腰すわりはもっと後です。
正規代理店 DADWAY エルゴ説明
腰がすわるということは、そもそも一人で赤ちゃんがおすわりできるようになるということです。
赤ちゃんは足をのばして、股を少しひらき、1人で腰をまっすぐに支えられるようになるということです。
一般的には生後6−7ヶ月ごろでサポートなしに赤ちゃんがおすわりできるようになるようです。これは個人差が当然ありますので、お子様の状況をみて判断される必要があります。
3)なぜエルゴのおんぶ開始は違う?
国内他社ブランドの抱っこひもで、おんぶを首すわりからできるというものがあるのに、なぜエルゴは違うのか?気になりますね。
理由について公式な説明は
これについては、公式な説明はありません。ただ、数多くの口コミを見ていたり、自分自身で2人目の子にエルゴを使用していると推測できるものもあります。
おんぶ用のハーネスがないからか?
ひとつ目の予想は、ハーネスがないこと。(新発売のベビーウエストベルトを使った場合は後述)もうひとつは、エルゴのオリジナルなど特にそうなのですが、背もたれ部分のカバーが浅くカバーより上にでる赤ちゃんの首の部分がかなり大きいということです。
おんぶに関する海外と日本の違いか?
また、おんぶや、幼児の発育に関する海外と日本の考え方の違いもあるかもしれません。参考までに海外人気ブランドのもう一社では、おんぶは生後12ヶ月ごろからとされているようでした。
これらを見ると、なるべく遅い方がおんぶは良いのかもしれません。
4)エルゴのおんぶのやり方は?
正直、エルゴでのおんぶは、少し難しいように私は感じています。
その理由はおんぶの際に、赤ちゃんを挟み込むハーネスのような構造がなかったためです。
(ベビーウエストベルト発売で変化が予想される点は後述)
逆に、だからこそ、おんぶのやり方がみなさん気になるところなのではないでしょうか。簡単な方法があればぜひ真似したいというところですよね。
筆者のおすすめのおんぶのやりかたは、ソファーを利用して行うというものです。
特に初心者の方にとっていきなり立っておんぶするのは難しいと思いますので。
ソファーを利用した流れとは
1ソファーに、まずはエルゴをしきます。
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2その後に、エルゴの上に赤ちゃんを上向きでおきます。
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3次に背負う方の背中を赤ちゃんとエルゴの置いてあるソファーに近づけます。
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4赤ちゃんの両足が挟まらないようにして、まずは腰ベルトを装着します
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5次に肩ストラップを装着して、ストラップ左右をつなぐ安全用のコネクターを付けます。
立ち上がるポイントは?
あえて、立ち上がるポイントを手順から外しましたが、最後の装着が終わってから立ち上がるのが一番安全かなと思います。
ただ、立ち上がらないと、最終的な調整はしにくいこともありますのでその辺りは試してみる事かなと思います。
赤ちゃんをつぶしてしまわないようには当然注意です。また、安全な状態になっていないのに急いで立ち上がると、落下のリスクがあります。
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上はエルゴベビーの口コミ投稿されたおんぶの写真です。
おんぶでベビーウエストベルトをどう使う?
なお、後ろにも詳しく書きましたが、2015/11月よりエルゴベビーの正規品としてのハーネスである、ベビーウエストベルトが発売されました。
これをおんぶで使う場合に、上記のどのタイミングでどう取り付けるべきか?気になりますね。
基本的には赤ちゃんにウエストベルトを巻いておき、腰ベルト側にはキャリアアタッチメントを付けておき
二つをバックルで留めるやり方になるようです。
抱っこの場合には赤ちゃんを抱き上げてからバックルで取り付けられることが紹介されているようでしたが、
おんぶの場合に
上記のソファーを利用したやり方であれば、最初に赤ちゃん側のベルトと腰ベルト側を留めておいた方がよいかもしれませんね。
こちらについては、より詳しい情報が入り次第、アップデートしていきたいと思います。
5)公式HPでのおんぶのやり方は?
ソファー利用のおんぶは、私自身この方法で実際にできていたのですが、公式HPですと、また別の方法がビデオで説明されています。
立ったままスライド?
腰ベルトをして前向きからスライドしておんぶへ移行するやり方のようです。
ただし、立ったままやるスタイルになっていますので、相当熟練が必要な気がする・・・簡単とはいえないんじゃないか・・というのが正直な感想です。
補助してくれる人は必要?
平日1人でいきなりはかなりリスクだと思いますので、週末にママとパパ二人でサポートしながら試してみるならば良いかなとは思います。落下にはくれぐれもご注意下さい。
6)エルゴでのおんぶ時には、ハーネスがない?
いままでハーネスはあったの?
もちろんだっこひも全般に言えることもありますが、いままでエルゴでは特におんぶ時に赤ちゃんの体を挟み込むハーネスがありませんでした。
これがないと、おんぶをしているときに、肩ストラップの左右のどちらかがはずれただけで、こどもが落下するリスクがあります。
外出中に急いでおんぶしたいときなどは、本当に注意が必要です。実際に落下されてしまったママさんパパさんもいるようですので、くれぐれもご注意下さい。
エルゴのベビーウエストベルトを使うことで変わる?
エルゴといえば、おんぶ時にハーネスが無いということだったのですが、2015/9/24にプレスリリースがあり、ベビーウェストベルトが発売されるようになりました。
2015/11月または12月より、ハーネスのような役割を果たす、「ベビーウエストベルト」が発売されました。
新規に発売されるエルゴの抱っこひもには、このベビーウエストベルトが標準セットとして販売される形となります。
ベビーウエストベルト単品でも、2千円程度でインターネット販売が開始されているようです。
エルゴの抱っこひもの全ての機種に取り付けることができるとされていました。
ベビーウエストベルトで安全になる?
赤ちゃんの胴回りに、ベルトを巻いて、それをママやパパが付ける腰ベルトにバックルでつなげる形で安全を確保する仕組みですね。
なお、この新しい機能を新製品では標準機能とすることで、新規発売分については
日本の製品安全協会の安全基準に適合し、SGマークも取得できたようです。
おんぶの時にも使える?
このウエストベルトによるおんぶの時の利用方法について
くわしい説明が公式には無いようでしたが、そもそもの開発の経緯が
おんぶ時の落下防止という事も念頭においていたとされているようでした。
この点からエルゴでおんぶするときにも使えるということと考えて良いのではないかと思いますが、この点については
より詳しい情報が入り次第アップデートしていきたいと思います。
これからエルゴを購入して、おんぶをしたい方へ
いろいろと、エルゴのおんぶについて書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。
注意したうえで少しでも快適におんぶをできるといいですね。
今回、エルゴについて自分でも頭を整理しようと、エルゴベビー正規販売店DADWAYの情報なども見ましたが
エルゴは外国人のモデルの方がとてもスタイリッシュに使っているイメージが豊富ですね。
モデルの方のように優雅におんぶできるときばかりではないと思いますが、
エルゴの良いのはこういったイメージに合うような、明るくて華やかだったり、ファッショナブルなデザインが選べることですね。
おんぶにも対応しているエルゴベビーの抱っこ紐、オリジナルとアダプトの製品に関する正規販売店の説明や最新の価格は以下から
確認することができます。まず、下はオリジナル。
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エルゴベビー ベビーキャリア オリジナルの口コミ
エルゴベビー / 首すわりから
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2016年から販売開始されているアダプト(ADAPT)はこちらです。オリジナルよりも新製品で機能が改善されていますので、市場価格もオリジナルより少し高めですが、
いまから買うのであればこちらがおすすめです。首すわりより前のタイミングではおんぶはできませんが、抱っこをするときにインファントインサートなしで抱っこが出来るのが
大きな改善点です。
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エルゴベビー アダプト(ADAPT)の口コミと人気
エルゴベビー / 新生児から
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そしてさらに、2017年からは、首すわり前のインファントインサートなしでの抱っこというアダプトの機能に加えて
前向き抱っこもできる、オムニ360が発売開始されています。
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エルゴベビー オムニ(OMNI)360の口コミと人気
エルゴベビー / 新生児から
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(関連)
(恒例)あなただったら、どうします?投票下さい!
いろいろ書いてきましたが、あくまでも筆者の個人的な見解も含まれてしまっているかもしれないと思います。
そこでみなさんの生の感覚を投票の形で教えて頂ければ幸いです。
比べてみたい選択肢は、1「エルゴでおんぶを絶対したい」2「エルゴでおんぶするか迷っている」3「エルゴは抱っこ専用に決めている」
の3つかな?と考えました。 そこで、皆さんだったらどうしたいか?どう感じられているか?是非投票して下さい。
どんな結果になるのか・・・わかりませんが。
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