1.世間で販売されているエルゴベビーはけっこう偽物が多い?
エルゴ、けっこう偽物が出回っているようですね(怒)。
個人相手のオークションはもちろん、
某有名ショッピングモールで販売されているエルゴベビーの抱っこひもであっても、
モールである以上、時折、偽物が販売されているのではないか?とも言われています。
有名なショッピングモールであっても、出店されているのは、小さな会社さんが沢山ありますから、
いわゆるデパートのようなものとは違いますからね。
2.偽物をつかんだときのリスク
エルゴが偽物だったときのリスクですが、どんなものがあるでしょうか?私も昔は、機能が殆ど同じならいいじゃないか・・・
と思ってしまったことがあったのですが、少し、最近は考えも変わってきました。大切な赤ちゃんのためにも、一緒にリスクを考えてみましょう。
まずは、安全リスクです。
生地の強度が弱いリスク
一番に、偽物は生地が薄く、芯が入っていないなど強度面で心配があることがあるようです。
このような場合、使用中に最悪の場合、生地が破れてしまって、子供が落ちてしまうということもあるかもしれません。
バックルの結合面のリスク
次に、バックルの噛み合わせがゆるかったり、はまりにくかったりとされている点です。
こちらについては、噛み合わせがゆるい場合、途中でベルトが外れてしまうリスクが考えられます。
また、はまりにくいことで、ベルトをはめようと時間を掛けているうちに子供がバランスを崩して落下してしまう
リスクが高まるということも考えられるかもしれません。
腰ベルトが緩むリスク
3つ目は、 腰ベルトが偽物は緩みやすいとされている点です。
こちらはバックル部分とは別で、サイズを調整する構造になっている腰ベルトの調節部分が、
緩みやすいということです。
たとえばバックルが外れなくても、ずるずるずる・・・
と腰ベルトが緩んでいってするっと抜けてしまったら、ゾッとしますよね。。
なお、抱っこひも純粋な落下リスクについてはこちらも参考にどうぞ
→「抱っこひもの落下や転倒のリスク。どんな対応が危ない?」
ハーネスがない以上、腰ベルトは余計に大切
特にエルゴでは、今まではハーネスのような構造がありませんでした。(最近はベビーウエストベルトが発売)
このため、腰ベルトが緩むと、
仮に肩ひもが無事であっても子供が下から落ちてしまうリスクが元々はとても大きかったのですね。今でもベビーウエストベルト
を使わないときは同様です。
1つ目のエルゴはもしかすると
今思えば、第一子のときに購入して使用していたエルゴは、1万円を切っていました。。
少し安いので、精巧に作られた偽物だったのかもしれません。
はっきり言ってわかりませんでした。幸いなことに、事故はありませんでしたが、
今思えば少々高くても安全コストと考えて払っておいて
よかったかも・・・と思います。
気づいたら買い直すことにも
もちろん、バックルや腰ベルトのことは使用しているうちに、すこしずつ感じられる不具合ではあると思います。
そのため、そもそもの「買い直しリスク」、こちらも現実には多いでしょう。
実際に安全面で被害を受ける前に、ママさんパパさんがリスクを感じられて、結局買いなおすわけです。。
この場合、一個目の出費が完全にムダになりますので、2個目で正規品を買うと、最初から買っておけば・・・となること請け合いですね。
3.実際に偽物をつかまないためのポイントは
エルゴの正規ホームページを見ても、偽造品について注意喚起がされていたりします。
巧妙な偽造品に注意
正規HPですら、本当の商品と区別を付けるのが難しいほど巧妙に作られていると注意を喚起していますね。
ネット上の販売サイトで写真は本物のエルゴを使うケースもあるようで、その場合には、写真では全く判断することができないことになりますね。
正規代理店と並行輸入業者の関係
そもそも、エルゴベビー自体が日本国内では正規代理店によって販売されています。
ダッドウェイ(DADWAY)
が日本唯一の正規総代理店となっているようでした。いわゆる総本山ですね。
インポートものの性質上、正規代理店がメーカー保証付きで販売し、
並行輸入業者がメーカー保証無しのかわりに安く販売するという構造ができることがよくあります。
エルゴについても同様です。そして、さらに、並行輸入業者や販売業者で販売されているもののなかには、
メーカー保証無しどころか、偽物が含まれているリスクがあるということですね。
正規代理店から購入が安心
日々、偽物業者の技術が進歩している事を考えると、いたちごっこになります。
そのため、過去にアップされたウェブサイトにある見分け方などを見るよりも、
正規代理店から購入!というのが一番安心な方法ではないでしょうか。
抱っこひもという性質上、こどもが落下したときに失うものは計り知れません。
安心を買うという意味で、メーカー保証もあり、信頼感のある正規品を正規代理店から購入というのが
多少高くても長い目でみて一番よいかもしれませんね。

エルゴベビー正規代理店DADWAY
↑
ダッドウェイで購入するとメーカーの1年保証に追加して日本の正規代理店補償としてさらに12ヶ月を追加して、2年間も製品保証が受けられるようです。安心ですね。
4.エルゴは人気商品ならでは
エルゴは高い人気商品だからこそ、偽物業者が入り込む余地があるのでしょうね。
偽物が作られてしまう流れ
1.高くても買いたい人がいっぱいいる
→少しでも安くすれば売れる・・
2.意外と作りがシンプル、ある意味アイデア商品
→アイデアさえ真似れば、作るのはそう難しくない
3.かといって新ブランドを立ち上げるのは大変
→新ブランドで対抗するより偽物を作りたい欲求
だいたいこのような発想で、偽物業者さんが後をたたないように思ってしまいます。
決して真似してはいけないことなので、やめてほしいのですが。
ライバルの海外ブランドは偽物が少ない
エルゴベビーと2強をはっている抱っこひもの海外ブランドの抱っこひもがあるのですが、
そちらはあまり偽物がはびこっていません。(参考:抱っこひもの口コミでおすすめ!人気ランキング)
これは、見るとわかるのですが、あまりにもメカニズムが高度な抱っこひもを作られていて、
技術力の固まりというような抱っこひもなので、真似をするコストが高いからなのかな・・・と思います。
エルゴは、腰ベルトというアイデアが何よりも重要な商品。だからこそ、アイデアさえ
真似れば作りは結構シンプルなため真似をしたいという業者が増える。そんな流れかと。。
5.高くても、結局、購入したくなるのがエルゴ
高いと思いながらも買ってしまう
エルゴベビーの抱っこひもは高いと思いながらも、私もそうですが、最終的には購入してしまいます。。
これは、やはりそれだけ重宝するからではあります。肩腰の負担の軽さ、信頼感が他になかなか無いのです。
どうせ買うなら失敗したくない・・・この気持ちもあります。このママパパの気持ちを偽物業者が利用してしまっているのですね。。
大切な前提。育児の体への負荷が甘くない
また、エルゴが欲しい前提として、何よりも育児が結構たいへんなのです。。
生まれる前には想像していなかったりしたのですが、こんなに四六時中だっこをすることになるとは。。
そして、頼りない抱っこひもを使用してしまったときの、あの疲労感・・・といったらないです。
抱っこの時間が長いだけに、体がぼろぼろになります。だからこそ、偽物でないしっかりとしたエルゴを入手して
活用したいですね!(おわり)
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あなただったら、どうします?投票下さい!
今回一緒に記事を読んで頂いた方なら気づいたと思うのですが、ポイントは、「確率」(リスクの可能性)の話と、
偽物を個人が見極めるのは益々難しくなってきているかもしれない・・・というところです。
考えられるのは、1「高くても正規代理店等で購入」、2「あくまで自分の目と勘で安い本物を探す」、3「ある程度、それらしければ偽物でも購入」
の3つの選択肢なのかな?と考えていました。そこで、皆さんが、もしこれからエルゴを購入するならどれを選ぶか?是非投票して下さい。
どんな結果になるのか・・・わかりません。
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