1.エルゴを使って変わった!肩腰の悩み
予想以上に抱っこをする時間は長い
初めての育児のときは、けっこう甘く予想してしまうのですが、赤ちゃんを抱っこする時間は、実際にはとても長い時間になります。寝ているときも、横に寝かせているとすぐに起きてしまい、泣いて抱っこをせがまれることも日常茶飯事です。
そして、昼夜のメリハリがつくまでの間は、赤ちゃんは寝て起きてを繰り返します。この寝ているまたは眠たいのでねかしつけなければならない時間帯に、結構な割合で赤ちゃんを抱っこし続ける必要が出てきます。
肩腰の負担は想像以上に重い
赤ちゃんを室内で抱っこする際にも、抱っこひもを使うケースがとても多くなります。そして、抱っこひもをトータルではそれなりの時間付けることになりますので、下手な抱っこひもですと、ママやパパの体へのダメージが肩・腰に大きく積み重なってきます。
特に、最初は赤ちゃんも小さいものですから、甘くみてしまうのですが、赤ちゃんは、すぐに大きくなってきます。そしてそれとともに、特に対策のされていないタイプの抱っこひもを遣っていると、まずは、肩ひもが食い込んで肩が痛くなります。
そして抱っこするときの姿勢も通常と異なり、ウェイトがいつもと違った方向からかかりますので、腰にも負担がかかってくるでしょう。
エルゴを使って、あまりに楽で感動するママ続出
このように説明してきた赤ちゃん抱っこ時の大変さと肩腰の負担があったわけですが、これをエルゴが発売されてから
ガラリと世の中を変えました。
エルゴを使ったら、それまでの肩の重さがウソのよう・・・こんな声が相次いで、エルゴは口コミで一気に
広がり、一躍人気の抱っこ紐になりました。日本でも7、8年前くらいのことではないでしょうか。
この後、しばらくは肩腰の負担の楽な抱っこひもといえば、断トツでエルゴでした。が、最近はさすがに
他のメーカーさんも色々と腰ベルトタイプで似たような抱っこ紐を発売してきました。消費者としては嬉しい反面、
迷うことにもなりましたね。。
2.他ブランドも肩腰の負担の軽さで対抗
肩腰の負担の軽さが抱っこひもに求められることについて説明しましたが、
次は、実際に、どの抱っこひもが肩腰の負担が軽いと口コミされているのか確認していきましょう。
もともと、この分野はエルゴの独壇場でしたが、最近では他の抱っこひもも同じような機能を
用意して対抗してきています。
やはり、肩腰の負担面に限定すれば
エルゴはまだまだ強いと言わざるを得ない結果となっています。ただ、以前と異なるのはあまり差がない範囲に
他のブランドが入ってきたということです。
ここでエルゴ、ベビービョルン、アップリカの3ブランドを中心に
当サイトAkakomiの口コミを見ながら、おさらいをしてみたいと思います。
3.肩腰の負担の少ない元祖!エルゴベビー
最近では、色々なブランドが肩腰の負担が軽い抱っこひもを出していますが、
やはり、元祖といえば「エルゴベビー」ですよね。
”一言で言うなら、楽”
”腰のバンドがしっかりしており腰(低めの位置)で赤ちゃんの体重を支えることができるので、
肩が大分軽い感じでとても良い”
”ほぼ腰で支えているので、コルセットみたいな使用感で肩で支えるタイプより全然楽”
|
(出典:当サイトAkakomiの各口コミ本文より)
それまでは、腰ベルトでサポートするという発想があまりありませんでした。
肩ベルトにほとんどの負荷を掛ける構造が通常のため、長時間使うと、肩が・・・厳しかったのです。
しかし、そこに気づくのはやはりママたる女性の視点。エルゴベビーはハワイ在住の育児経験のある
女性の発想により生まれました。そこからは、当時ダントツの個性で一気に広まりました。
総合評価はさておき、「肩腰の負担の落さ」の視点に絞るとエルゴの各ラインナップともに
Akakomi.COMでも、事実、ユーザー評価ランキングの上位を独占していますね。。
|
エルゴベビー アダプト(ADAPT)の口コミと人気
エルゴベビー / 新生児から
|
上記は、比較的最近のモデルで人気のあるアダプトというエルゴベビーの抱っこ紐です。
アダプトとオムニ360というエルゴの最新2モデルについては上記の記事がわかりやすいです。
4.肩腰まあまあ、新生児に強みのベビービョルン
エルゴに追随する方でベルト式のサポート機能を持ちつつ、新生児対応を早くから行ったベビービョルン。
エルゴベビーが肩腰の負担が圧倒的に楽!ということで口コミは広まりましたが、
新生児からすぐのころに抱っこひもを使う場合には、何やらエルゴでは微妙らしい。。そういうときは
ベビービョルンしか対応していない!(当時)としてこれまた口コミで広まったのが、ベビービョルンの抱っこひも。
日本国内のメーカーが当初この分野の抱っこひもが弱かった当初は、エルゴとベビービョルンが
口コミに強くおしゃれなママさんたちの不動の2トップでした。
ベビービョルンの抱っこひもについては上記の記事がわかりやすいです。筆者の使っていた
ベビービョルンを同じく活用していたエルゴと比較しつつ書いています。
5.肩腰負担を改善しつつ、日本独自色をプラスしたアップリカ
アップリカはカタカナですが、日本のメーカーです。そして、当初エルゴやベビービョルンに情報強者のママさんの
気持ちが独占されている一方で、アップリカさんも例にもれず、苦戦をしていました。
しかし、そこは、日本のメーカーもエルゴやベビービョルンの強さを目の当たりにして、自社の抱っこに
エルゴやビョルンの強みを取り入れる改良を行いました。
エルゴやベビービョルンは良いとはいえ、やはり、欧米人のマーケットで育ってきたブランドです。
ターゲットとして想定した体型が欧米人のものを想定していますので、日本人の体型や生活に完全にマッチしているわけではない。
そこを重点的に補完してアピールしてきたのがアップリカでした。
6.海外勢も、気づけば色々ある
エルゴやビョルンが海外勢としては日本での知名度は高かったように感じますが
気づけば、この2つ以外の海外勢にも肩腰の負担の軽い設計の抱っこひもがありました。
やはり、ヨーロッパは育児に関するグッズの開発が進んでいますね〜。
|
マンジュカ ニュースタイル ベビーキャリアの口コミと人気
マンジュカ
|
マンジュカもその一つです。ドイツのブランドですが、つい3年くらい前まで国内では
それほどは話題になっていなかったように思います。最近では以前にくらべ露出が増えてきたように感じます。
まとめ:エルゴ以外も肩腰が楽なモデルはあるが、そうでないものもある
まとめると、既に紹介した抱っこひもを比較検討買いされたママパパからすると、
そりゃそうだよね〜という方も多いと思いますが、肩腰面のエルゴ1強時代は終わっていますね。
ですが、今回紹介した抱っこひもなどは良いとして、ランク圏外(下位)には未だ未だ
段違いに重い抱っこひもも販売されているのかな・・・というのが感想です。もちろん圏外であっても
口コミ未評価や評価者の少ないグッズの中には、まだ肩腰面の強いものが残っている可能性もあります。
その点に注意して、肩腰負担の軽さを重視される方は(ほとんどのママパパだと思いますが)、
肩腰負担の軽さの上位であること、プラス、その他のチェックポイント(通気性の良さ、装着しやすさ、CP・お値段など)
とのバランスを自分の好みで判断の上、総合判断されることが重要と考えます。
(抱っこひもの口コミ人気ランキング)
また、アップリカのところに書きましたが、赤ちゃんの股の広がり具合などもポイントとしてはありますので
これは特に人により気になる人と気にならない人がいると思いますが、自分のニーズと合わせ総合判断されると良いですね。
※今回は特別企画として、今までの皆さまからのAkakomi.COMへの口コミ投稿から平均評価点を参考にしながら
そこから見えてくる範囲で「まとめ」的に記事を書かせて頂きました。
※もちろん、口コミや当まとめは絶対的なものではなく
あくまでも氷山の一角の一部の人間の単なる感想ともいえます。その点にご注意のうえ、今後ともお読みくださるようお願いいたします。
|