1)はじめに〜エルゴには色々な使い方がある
エルゴの抱っこひもは、色々な使い方があります。赤ちゃんが新生児なのかどうかによっても変わりますし、首すわり以降のだいたい生後3ヶ月や4ヶ月より後かどうかでも変わります。

また、抱っこをするのか、おんぶをするのか?これによっても当然コツが違ってきます。
評判がよく大人気のエルゴですが、使い方を間違えてしまうと、簡単に使用することができないばかりか、ママやパパへの負担が増すことになるかもしれません。
しっかりエルゴの使い方をマスターして、そのメリットを最大限に生かしてハッピーな育児をされることを期待しています。
2)もっとも使われるのは、首すわり以降の縦対面だっこ
エルゴは色々な使い方をしますが、一番多いのは、首すわりより後の時期に、エルゴ本体だけで縦対面だっこでしょうか。

もっとも頻度が多いと思いますので、一番最初に筆者のふだん行っている使い方を参考に書いていきます。
購入時に付いてくる説明書をきちんとお読み頂き、安全措置や注意事項は把握したうえで、筆者の使い方としてご参考までにお読み下さい。
腰ベルトを巻くことからスタート
まずはエルゴ本体の腰ベルトを自分の腰に巻いて、準備することから始めています。
まだ赤ちゃんは抱っこせずに、エルゴ本体を抱っこする私の体に取り付けることから始めます。

なぜ、腰ベルトからかというと、赤ちゃんを抱っこする際に腰ベルトがついていないと、
赤ちゃんを下から上に支えるサポートが一切なくなってしまうからかなと考えています。
このため、最初は肩ひもをつけずに、腰ベルトをしっかり付けることからスタートするのが一般的かなと思います。
逆に、肩ひもまで最初に取り付けてしまうと、赤ちゃんを入れる入り口がなくなってしまいますね。
ゴムループを通して、しっかりバックルを留める
なお、腰ベルトのバックルは、ゴムループをきちんと通して利用しています。
そのうえで腰ベルトの残り部分もゴムループを通しておくことが安全上大切のようです。
筆者は残り部分までは気が回っていなかったのですが、今後気をつけて必ず通したいと思います。

もちろん、肩ひもの長さを最初にある程度調節しておくためには、
一度エルゴを肩ひもまで取り付けて、長さを調節してから、肩ひもをはずすのが最初は良い感じです。
この状態で、エルゴは私の腰ベルトだけがセットされ、背もたれから上は、だらんと前に前掛けのようにさがったかたちになります。
次に赤ちゃんの抱っこへ
ここからようやく、赤ちゃんを抱っこします。
最初は両手できちんと赤ちゃんを抱っこポジションにおき、それから肩ひもを取り付ける手順に入っています。

この動作のときは特に落下に注意する必要がありますね。
最初の子供の初めてのときは本当にヒヤヒヤしました。いまも二人目でけっこう気を使いますね。
慣れていない場合は、誰かサポートする人がいる状態できちんと練習した方が良いでしょうね。
この後も、赤ちゃんを片方の腕で支えながらもう片方の手で抱っこひもの肩ひもを肩にかけていく作業にはいりますが、
片手の作業の際はよりしっかりと抱いて注意するようにしています。
肩ひもを両方つけたらストラップで留める
肩ひもを両方セットし終わったら、左右の紐が肩からずりおちないように、
きちんとストラップで留めています。両手を首の後ろにまわして留めるので体が固い私はすこし大変ですが、なんとか大丈夫です(笑)。これをしないと、左右の肩ひもが肩から外れてしまってとても危ないので、絶対にこれはとても大切です。
筆者は1人目の赤ちゃんから2人目まで少し間があいたので、このあたりの動作が、最近2人目が首すわりを過ぎて利用することになり、また最初から習熟しなおした状況ですね。。
まずは落ちない体制を整えてから微調整がポイント
細かい肩ひもの調整などは、肩ひもまでしっかり留めて、落ちない状況をつくってから落ち着いて対応されることがおすすめですね。
ポイントは、落下しないような手順と気配り、場所で行うことが必要かなと感じています。エルゴの説明書で説明されている安全措置を全てしっかりと行うこと。そして、きつすぎてもゆるすぎてもいけないので、ちょうどよく肩ひもやストラップを調整する必要もあると思います。
できれば購入時に店舗でしっかり質問して練習したい
できれば最初に購入するときに販売店の方にしっかりと質問して実際に取り付ける練習をされてから購入されると良いでしょう。
インターネットで購入される場合には、付属の説明書をしっかりと読んでご自身の判断と責任で抱っこひもを安全にお取り付けください。
3)新生児期から首すわり〜ADAPT以外はインサートを使う
本体だけでは首すわり前に使用できない
まず、新生児から首すわり前まで、この時期ではエルゴはADAPT(アダプト)以外のオリジナルなどでは、本体だけでは使用することができません。
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別売りになりますが、インファント・インサートという新生児用につくられた専用パッドを購入する必要があります。

インファントインサート(DADWAY)
インファント・インサートの使い方のポイントは、上記の2番をベースとしながらも、いくつかあります。
インサートの使い方のポイント
まずは、肩ひもは2番のときより余裕をもって長さを調節しておくことが必要です。これは、インファント・インサートの厚みがそれなりにあるためですね。
そして、赤ちゃんをインサートにくるむのは、腰ベルトを自分に巻いたあとで、おちついて作業できるベッドや安定した授乳室のクッションのきいた台のうえで行うことがポイントではないでしょうか。
インサートは使いにくいという人も
正直、筆者もインサートを試したのですが、赤ちゃんの発育がよくて大きかったせいか、
かなり分厚くなり、エルゴの背もたれ部分より上にでてしまうエリアが大きくなり、しっくりときませんでした。
ですが、Akakomiに投稿頂いているユーザーの方の口コミを見ますと、
慣れてしまっている方は結構ふつうに対応できているようでもありますので、ぜひ口コミを参考にしてください。
(関連)
あなたの違った感想もぜひご投稿いただければ、読者のママさんパパさんがよろこばれますのでぜひ。
また、少し、エルゴの新生児期の利用について、注意を促す記事も書いています。こちらも参考にして下さい。
4)スリーピングフードも上手に使おう

エルゴにはスリーピングフードが背もたれの上部分からつながる形で付いています。こちらは結構、筆者も重宝しています。
まずは抱っこひも自体をしっかり取り付ける
まず、最初は、エルゴの抱っこひもが上記2番のように、きちんと取り付けられていることが前提ですね。
そのうえで、スリーピングフード自体をエルゴの収納ポケットから出すことが必要です。
筆者宅では、よく使うため、スリーピングフードは出しっ放しにしています。
ふわっとスリーピングフードをかける
抱っこされている赤ちゃんの頭のうえに、ふわっと、スリーピングフードをかけます。そして、紐の部分を肩ひもについているボタンのようなスナップ部分にカチッと取り付けます。
赤ちゃんが寝ているのか起きているのかで、すこし使い方を変えています。起きていて外出中に少しまぶしいかな、くらくして寝かせようかというときには、本当にふわっとかけて、まず片方のフードひもから付けて様子を見ています。
まだ起きているときは、嫌がるときも
いきなり視界が見えなくなると、赤ちゃんが怒りだすときがありますので(笑)。その後、完全に眠ったあとには、ちゅうちょなく両方のひもをスナップ部分で取り付け完了です。
フードの下のほうに、高さを調節できる、アクリルテープがあるようなのですが、存在を忘れていました。。
なお、筆者はだっこのときにスリーピングフードを使用しています。おんぶのときにスリーピングフードを取り付ける方法もあるようですが、ここでは割愛しておきます。
5)エルゴでおんぶも結構べんりです
ここまで、前向きの縦抱っこについて筆者の体験から説明してきましたが、エルゴはおんぶも結構便利ですね。
おんぶは家事のときに前の両手がフルに使えるようになるためです。
おんぶは全く違う方法で
エルゴでおんぶをする際には、うえで説明してきた手順と全く別のやりかたになります。
おんぶは、ママさんパパさんとも孫の手も借りたいかたにとって、とても大切な手段なのですが、
後ろに背負うことで、目も届きにくくなります。
ソファーを使って、赤ちゃんが落ちないようにより一層注意しておんぶする必要がありますので、
こちらについては特にエルゴのおんぶを説明したページを書きました。こちらをぜひご参照ください↓
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6)腰抱っこもできるみたいです(筆者未体験)
最後になりますが、少しだけ、腰抱っこにも触れておきます。残念ながら筆者はエルゴを多用はするものの、腰抱っこは使ったことが未だありません。
1人目はエルゴ卒業済み、現在、2人目が生後半年でエルゴが便利な時期なのですが、いままでに夫婦ともに使っていない状態なのですよね。
どうやら、腰抱っこをすると、赤ちゃんの視界が広がるようなのですが、少し上級者向けかもしれませんね。

エルゴベビー360(DADWAY)
(恒例)あなただったら、どうします?投票下さい!
いろいろ書いてきましたが、あくまでも筆者の個人的な見解も含まれてしまっているかもしれないと思います。
そこでみなさんの生の感覚を エルゴの使い方について投票の形で教えて頂ければ幸いです。
比べてみたい選択肢としてエルゴは、1「縦抱っこだけで十分」、2「おんぶもしたい」、3「腰抱きもしたい」
の3つの選択肢なのかな?と考えました。そこで、皆さんだったらどうしたいか?どう感じられているか?是非投票して下さい。
どんな結果になるのか・・・わかりませんが。
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