1.出産後入院の後で産院をでるとき
いつから抱っこひもを考える?
よく、抱っこひもをいつから使う?と話題になることがあります。
赤ちゃんが生まれてから、結構早いタイミングで多くのママパパが考えることになるテーマではないでしょうか。
まだ本当にこれから育児がスタートするという時期、特に第一子の出産の場合には、
「抱っこひも」のこともよく知らず、おばあちゃんの育児アドバイスを聞きながらも、結構悩む人も多いのではないでしょうか。
産院を出るときは最初のポイント
少しイメージしてみましょう。例えば、赤ちゃんが産院で生まれて、1週間くらい母体を入院して休めた後、
ママの実家に帰る。こんな流れがひとつ考えられますね。
このとき、産院から家族の運転する車やタクシーで移動するにしても、車までの移動で
まずはベッドのような横抱きの抱っこひもを使うというのが最初のステップでしょうか。
電車で移動するのであれば、なおさら必要となります。
おくるみだけで車まで移動して、ベビーシートを使って移動という場合もあるかもしれません。
その場合はまだ抱っこひもは使いませんね。
2.1か月の静養後、実家をでるとき
実家で退院後1か月くらいは母体を休めつつ、新生児と過ごすというの
もよくあるパターンでしょうか。。そして、実家を出て自宅に戻るタイミングが
大きなポイントとなります。
産院を出る際にはおくるみだけでタクシーだったとしても、実家から自宅に戻るときには横抱きなどの
新生児に負担のない抱っこひもを使いはじめたりします。
抱っこひも無しでの赤ちゃんの抱っこですと、他に荷物があって、それを持たなければならない状況ですとかなり厳しいです。
特に、それまで実家などでサポートを受けていた方が、実家から自宅に戻る際には、サポートが減る状況をどうやって乗り切るか?
便利なツールを真剣に考え始めた方がよいと思います。
3.自宅に戻って〜首すわりまで
首すわりまでは特に慎重に
赤ちゃんは首がすわるまで、首をそおーっと負荷をかけないようにしないといけないので
結構ママさん気を使いますよね。
首すわりは、赤ちゃんによって個人差がありますが、生後3〜5か月頃の間でしょうか。
赤ちゃんの首がただまっすぐ保てるだけでなく、自分の意思で首を動かして
顔を動かせるくらいまでを目安とされたほうが安全だと思います。
ですので、縦だっこは「新生児用」とされている一部の抱っこひもでだけ、しかも赤ちゃんの状況を見ながら判断のうえ使用できるかなというところです。
新生児用と書いている、だけで判断しない
そして、いくら「新生児用」とされてはいても、首がすわっていない状況であれば
ママパパが神経を使って、事故がおきないように注意して抱っこひもを使わなければならない時期です。。
抱っこひもによっては、「新生児用」とされていても、対象となる赤ちゃんのサイズ・大きさが規定されているものもあります。
この点も注意すべきでしょう。
さらに気になるのが、横抱きと縦抱きは、いつからが良いのか?そして時期によりどちらを選ぶべきかは変わるのか?
というポイントです。このテーマについては別のページで詳しく書きますので、気になる方は以下を先にご覧ください。
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4.首すわり〜
首がすわってからが、抱っこひもを本格的に使いやすくなる時期でしょうか。
生後3〜5か月頃から、赤ちゃんの首がすわったことで、ママパパも安心して抱っこひもを使いやすくなります。
首すわり後の買い物などで
本格的に抱っこひもを使いだすと、買い物の際などにも重宝しだします。
特に赤ちゃんが小さいときは、ベビーカーを使うほどでもない、むしろベビーカーは
邪魔になるから抱っこひもだけで買い物というケースもあります。
特に最近では性能の良い腰ベルトタイプが一般的になってきていますので
ママも少し長く抱っこひもを付けていても、肩腰が大丈夫になってきました。
首すわり後の寝かしつけで
赤ちゃんを寝かしつけるときに、必ず抱っこして、ユサユサしてあげないと
寝てくれないというのもこの時期にあるものです。。
そんなときに、抱っこひもなしでユサユサしてあげていると
短時間で、腕や腰が・・・・疲れる。。。
ですので、自宅のなかであっても、しばらく寝かしつけで抱っこして揺らす必要がある
ときは、タテ抱っこひもを使って抱っこしてユサユサしてあげると、負担が減りますね。。
首すわり後に電車で移動する時
そして、電車での移動。ベビーカーだと階段などを登れないので、意外と重宝します。
やはり、腰ベルトタイプが普及して、少々の時間なら楽に抱っこし続けることができるようになったためか
若いママさんなども良く電車の中で抱っこひもで見かけます。
何よりも、電車に乗るとき駅の構内でエレベータが少なかったり、なかったりする場合には
階段やエスカレータとなりますので、ベビーカーは難しい。。
そんなときにフットワーク軽く移動するために、抱っこひもが活躍しますね。
首すわり後、ベビーカーでぐずったら
また、抱っこひもをつかわずにベビーカーなどで移動できる環境だったとしても、
外出時に赤ちゃんがぐずることがあります。
そんなときは泣き止むか寝てくれるまで抱っこしなければならなくなります。
そのため、こんなシチュエーションでも抱っこひもを携帯しておくことが必要になったりします。
抱っこひもナシでのだっこは、腰に結構きます。重くなってくるとなおさらですので、
合理的に活用していきたいですね。
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