1.夫婦に子供ができるタイミングで、マッチした間取りの転居先へ
結婚していたとしても、夫婦2人だけで子供がいないときと、子供ができてからでは快適な間取りというのはガラリと変化します。
そのため、子供ができるタイミングで引っ越しをするというママさんパパさんは多いのではないでしょうか。
例えば、夫婦2人だけであればLDKと洋間のベッドルームが1つあれば良かったかもしれませんが、
赤ちゃんができたらリビング横に使い勝手のよい和室が付いている物件というのも意外と使いやすいものです。
赤ちゃんと一緒に添い寝をするには和室は意外と便利だったりすることに筆者も子供ができてから初めて気づきました。
ハイハイをするにも安心というものです。
2.ベビーカーを持ち上げずにエントランスに入れるか?
比較的新しいマンションだと、エントランスに入る際に段差が全くないか、仮に階段があったとしても平行してスロープが設置されており
車椅子やベビーカーはそちらを通って問題なく出入りできる構造になっています。
一方で、若干、設計が古いマンションであったり、シングル向けの考え方でバリアフリーの要素を後回しにしているような設計だと、
エントランス部分に階段があり、その階段を登らないと入ることができないケースもあります。
たとえ、エントランスの5段程度であったとしても階段を登らなければ入れないマンションだと、
ベビーカーを使いだすと出入りに苦労することになります。結果的に外出する際にベビーカーを使わないで無理をしたり、
外出自体が面倒になってしまうこともあるので、引っ越し先選びには注意したいポイントですね。
3.ベビーカーが置けるくらい玄関が広い
たいていの人は子供ができるまで20年から30年以上も、ベビーカーを使うという生活を経験していません。
そのため、ベビーカーを使った生活がどのようなものになるか想像しにくいと思います。
そんな人が子供ができてベビーカーを使って初めて気づくのが、広い玄関が必要だということです。
確かに折りたためば、多少スペースを取らなくはなるのですが、子育てで忙しいときに、
玄関のベビーカーをその都度おりたたむというのは、実はかなり大変です。
その点、最も望ましいのは、ベビーカーを折り畳まずに、玄関の壁際に置いていても十分出入りができる位の玄関の広さだと
筆者は考えています。
そして玄関の広さの違いというのは、確かに高いマンションであれば広い確率も高いのだと思いますが、
賃貸マンションで探す際に見て頂けるとわかるのですが、必ずしも賃料と比例しません。
ですので、転居先を探す際には、ぜひ注意してベビーカーを使いやすい玄関の広さがなるべくある物件を見つけられると良いと思います。
4.玄関前のポーチ(門扉付き)にベビーカーが置ける
マンションであっても、玄関前の門扉までの空間を占有的に使用できる構造のケースがあります。
これを玄関前のポーチ(門扉付き)とここでは呼びますが、これがあると、ベビーカーを置くことができる場合もあります。
さすがにマンション構内ですので、マンションのエントランス外にベビーカーを置くのとは異なり、
盗難の可能性は下がります。そのため玄関自体を広く使うために、このエリアを活用できるのであれば、これに超したことはありません。
もちろんマンション規約などをチェックして、ベビーカーを置いても良いことを確かめることが前提にはなりますが、
置けるのであれば、仮に玄関自体が多少狭かったとしてもそのデメリットをカバーできることになるわけです。
5.ベビーカーを乗せるエレベーターの広さは十分か
もちろん、階段以外にエレベーターが装備されているマンションであることが前提となりますが、
エレベーターの広さというのもそれなりに重要です。
特に子供がいない時には、全くチェックポイントとしなくても問題ない項目ですので、子供が産まれる際には注意しておきましょう。
通常、ファミリー向けの間取りが多くを占めるようなマンションであれば、ある程度の広さがマンションに確保されているようです。
一方で、ファミリー向けの間取りが一部だけで、ほとんどが単身者向け1Roomのようなマンションの場合には、
エレベータもメインターゲットである単身者を想定して小さめであるケースもあると思います。
あまり狭いと、ベビーカーを乗せるたびに他の人に気を使うことになってしまい気疲れする人も居ると思います。
逆にエレベータの広さに相当余裕があるのであれば、多少大きめのベビーカーであっても、遠慮せずに乗れるという面もあると思います。
エレベータに乗るために、一々折り畳むという人は殆ど居ないと思いますので、快適に子供と暮らすためにも確認したいポイントですね。
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