1)比較の前提
今回は、エアバギーとスタイルは少し違うのですが、
同じくスタイリッシュでデザイン性が高い3輪バギー、
クイニーザップ(ZAPP)です。
そもそもエアバギーを企画販売されているGMPインターナショナル社がクイニーのベビーカーを輸入販売していたということもあり、形は違えどファッション性の高さなどが似ており使われる層も近いのかもしれません。
なお、筆者はエアバギーココブレーキを2人目の育児で使用中です。エアバギーの前には海外ブランドのベビーカーをお得に取り寄せて利用していたこともあります。
2)デザイン、ファッション性
まずはファーストインプレッション、見た目から比較をしていきたいと思います。特に今回比較する2つのベビーカーは、ファッション性が高いことで、おしゃれに子育てを楽しみたいママさんやご夫婦に人気の2つです。
まずデザインでワクワクできるか?こんな感覚で選ばれるご夫婦も意外と多いかもしれません。
エアバギーはカラーも豊富
この点、エアバギーではカラーも豊富ですしハイセンスな色が多く選択可能です。また、後から幌を含むカバーを丸ごと変更してイメージチェンジすることもできます。私も直営店で一度お聞きしたのですが、直営店ですとカラー変更用のセットが販売されています。
また、デザインそのものも、コンパクトでいながらとてもスタイリッシュです。最近見慣れすぎてきましたが、改めて見ると、フレームの質感、大口径エアータイヤの外観など、どれもが従来の日本ブランドのベビーカーと一線を画しているといえると思います。
「デザインで一目惚れし、購入しました(中略)1番のお気に入りな点は、がっしりとした三輪と、ポップなデザイン性です!」by ジーマさん
|
「まずこのスタイリッシュなデザインが気に入りました♪ 」by fineさん
エアバギーの口コミ
|
クイニーザップはハイセンスな仕上がり
これに対して、クイニーザップですが、こちらもかなりスタイリッシュでハイセンスな仕上がりです。フレームのシルバーがシートのカラーに映えますし、タイヤもこちらは少し小さめですが、3輪タイプできれいにまとまっています。
クイニーザップはヨーロッパブランドですが、エアバギー同様に、日本の従来のベビーカーとは、デザイン面で一線を画しています。おしゃれで、美しく、それでいてスタイリッシュなので男性が持っても格好悪くない、ヨーロッパならではのデザインですね。
ママさんからは他の人とかぶらないという点で結果的にデザインが評価されている声もありますね。
「被らないのが良いですね!」by 結唯ままさん
|
「あまり他の人と被らないのも、検診や児童館での混乱がなくて嬉しいです。 」by citraさん
クイニーザップの口コミ
|
クイニーザップがデザインは少し上か
両者ともに、いわゆるベビーカーというレベルを超えたデザイン性で、ハイレベルな戦いとなりました。正直、僅差ではあると思いますが、敢えてデザイン面だけで勝敗をつけるとすれば、私は、クイニーザップの勝利としたいと思います。
エアバギーも当然なかなかのデザイン性です。ただし比較してしまうとl、機能面を生かすために、スタイリッシュさは少し制約を受けているような印象があります。まあ、人によって勝敗が逆転するくらいの僅差ではあると思いますが。
3)足回り〜走行性
次に、実際の使い勝手の面に移っていきます。まずは、ベビーカーとして押しやすさ小回りの良さを実現するための足回りを比較したいと思います。
特に、今回の2つのようなただ生活をこなすのではなく、+αの質を求める層にとっては、快適な押し心地というのは大切な判断ポイントだと思います。
エアバギーは大口径エアタイヤ
まずはエアバギーです。かなり有名になっているので、みなさんご存知だとも思いますが、中空式のエアータイヤを前後輪全てに装備しています。そして全てのタイヤがこれも、従来の日本のベビーカーではありえないレベルの大口径タイヤとなっています。
現時点でも、類似品の3輪バギーを除くと、日本ブランドのベビーカーのタイヤの口径を大きく上回る大きさでしょう。
これらのエアータイヤ+大口径タイヤの構造があるため、エアバギーはとても走行性がよく安定感もあります。また前輪が3輪バギーとして1輪であるため、方向転換がとてもスムースです。全体的に押すのがとても軽いです。
「5台ベビーカーを買いましたが1番小回りがよくきいて片手でもスイスイ左右に動かせやすいです。 」by りままさん
|
「エアタイヤで大きめなので、押して軽いバギーです。小回りも利くし操作性抜群です。」by こんまい2525さん
エアバギーの口コミ
|
クイニーザップも意外に走行性が良い
今度はクイニーザップです。こちらは、エアバギーと比べるとタイヤの口径が少し小さくなっています。また、タイヤは中空式のエアータイヤではありません。
ただし、エアバギーと同様に3輪バギータイプとなっていますので、前輪が1輪で方向転換がスムースであることが伺えます。
「ゴムタイヤであるが、ホイール径が比較的大きく走破性は意外に良く感じる。
(中略)小回りは大変効く。全品の可動性が大変良いのでクルクル動く。」by ろみひーさん
|
「(小回り押しやすさ)これが購入の決め手でした。買い物の時に小回りが利くのは重要ですよね。 」by citraさん
クイニーザップの口コミ
|
4)ベビーカー+マキシコシ
生後1歳程度までに使用できるベビーシートである
マキシコシ。今回比較しているエアバギーとクイニーでは、ともにマキシコシを取り付けることができます。
ともに取り付けることで、ハイシート+対面構造のベビーカーに変身するので、生後1歳まではマキシコシを組み合わせているママさんを良くみかけますね。
なお、違いといえば、エアバギーはマキシコシを取り付ける場合、専用のアダプターを別売りで購入する必要があります。逆にクイニーザップではマキシコシ取り付け時のアダプターが同梱されおり便利です。
「マキシコシの接続パーツが同梱されており(他社は別売)トラベルシステムとして
使用するのであれば接続パーツ代が浮く。通常マキシコシの接続パーツは安くても5,000円?の為大変有難い。 」by ろみひーさん
クイニーザップの口コミ
|
(関連記事)
エアバギーにマキシコシを合体!新生児からこれを買えば終わってた?
5)電車で自動改札を通れるか
そして、育児生活のなかでも時折必要になる、電車でのベビーカー移動です。これについては、車幅が2つで異なるため、比較していきましょう。
エアバギーはココブレーキ以降なら通れる
まずエアバギー、ココブレーキモデルですと、車幅が53.5cmとなっています。自動改札の通常タイプが55cm-60cmとされている情報がありますので、これによると、エアバギーはかなり多くの改札を通れると考えられます。
「3輪バギーでエアタイヤでいながら、コンパクトで自動改札も通れる」by たかさん
エアバギーの口コミ
|
なお筆者が大阪都市部で地下鉄でけっこうエアバギーを使いましたが、バリアフリー用の広いものでなく、通常改札でも十分、通れています。
(関連記事)
エアバギーで電車!大丈夫?ステップごとに検証してみた
クイニーザップは少し厳しい
これに対して、クイニーザップ。こちらはよりコンパクトサイズに見えるのですが、実は、車幅が少し広めです。公式HPを見ると車幅が59cmとありました。
こちらは55cm改札だと厳しいと思います。車イス用の広い改札がある場所であれば問題ありません。実際に使われているかたはこの点割り切ってつかわれているようですね。
6)お値段とコスパ
最後にベビーカーを購入する決めてはやはりお値段でしょうか。いままでの機能やデザインを見てきましたが、そのうえで値段を見ていきたいと思います。
エアバギーの値段は?
エアバギーココブレーキモデルですと、2017/11現在、
4万円弱程度で多くが販売され、一部のプレミア的なカラーが5〜6万円程度で販売されているようでした。
カラーがスモーキーグレーなどですと低めのお値段、サファリやテクスチャーデニムなど人気色は少しお高めになっています。
オリジナルの方の、エアバギーココでは、もう少しだけ安くなっています。
といっても3万2千円程度なのですが、チェリーレッドやキャメルなどの人気色も同じ値段で購入できるので色比較をするとお安いですね。なお同じく2015/12現在です。
ザップの値段は?
最新モデルの、クイニーザップ エクストラ2ですと、2017/11現在、
楽天で29,800円程度で販売されているようでした。
ちなみにエクストラ2はリクライニングもできるようになっているバージョンです。
また、クイニーザップの当初モデルも、販売されています。こちらは、
同じく2017/11現在楽天でも19,800円程度ともっとお得に購入ができるようですね。
オリジナルの方はリクライニングができないタイプだったと思いますが基本的な見た目や走行性は同じです。
「もっと安いバギーはありますが、この走行性でこのお値段なら納得です。 」by citraさん
クイニーザップの口コミ
|
やはりこのデザイン、走行性、と考えるとなんで19,800円から売っているの?というお得感はすごいですよね。
7)まとめ
見た目、デザインからはじまり機能性をざっと比較して最後にお値段を比べてみました。
いかがだったでしょうか?やはりお値段がだいぶ違っているので、お手頃なクイニーザップにひかれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
機能性も重視するかどうかで変わる
通して比べますと、デザイン性とお値段の2つを一番重視されるのであれば、クイニーザップがかなりのおすすめになります。
逆に、現実的な日常の使い勝手、機能性といった面を比べますと、エアバギーココに軍配があがるのではないでしょうか。
エアバギーは改札通過と走行性が有利
電車移動時に通常改札を通れる(エアバギーココブレーキ以降)と言う点は、通れない場合と比べるとかなりおおきいメリットと思います。
また、走行性についても大口径タイヤで段差に対して安心感があります。せっかく3輪を買うのであればより安定感があってスムースなものを!という方についてもエアバギーがおすすめですね。
クイニーザップはマキシコシ前提なら機能もプラス
ただし、クイニーザップは、マキシコシを既に持っているまたは、
購入予定という方にとってはマキシコシを組み合わせることのできる
最もお得な組み合わせということになるのでおすすめですね。デザイン性もよいですしね。
(関連記事)
エアバギーのベビーカーの口コミ人気ランキング
(関連記事)
クイニーのベビーカーの口コミ人気ランキング
みなさんの投票をお待ちしております
ここまでお読みいただきありがとうございました。しかし、上記はあくまでもAkakomi事務局である筆者の
個人的な見解ともいえます。そこで、みなさまに投票をお願いしたいと思います。
わたしだったら、これを選ぶな!という感じで、ポチッとエアバギーかクイニーザップかどちらかイチオシのボタンを押して投票
して頂けますでしょうか?投票はログインをせずに、通りすがりで全然OKです。1回しか投票できないようになっています。
|