1)エアバギーは新生児には使えないの?
最近ライバルとなる、コンパクトな3輪バギーがこぞって新生児からの利用を打ち出していました。
エアバギーは生後3か月からの利用とスペック上なっております。この点、気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
エアバギーは新生児期に使える?
確かに、エアバギーはそのままだと、新生児期に使用することはできません。新生児期にそのまま使用するためにはリクライニングがフルフラットに近い状態にまでなり、新生児が揺れたりしないように脇をサポートできる構造が本来必要でしょうね。
エアバギーのリクライニングは2017/6現在、公式HPを見ると110度と135度の2段階です。マックスで135度ですので、生まれたてには厳しいですね。このため、ブランドさんも生後3か月からの利用にしてね!とされているのだと思います。
マキシコシを使うとどうなる?
・・・とここまでは、エアバギー単体のお話。実は、エアバギーにはマキシコシというベビーシートをドッキングして利用できるというすごいメカニズムがあったのです!(笑:ちょっと大げさか)
これによって、新生児から1才(体重13kgくらい)までマキシコシのベビーシートに乗せることができるのです。もちろん、首すわり以降、おおよそ生後3か月以降はエアバギー単体で使えるようになりますから、新生児から隙間なくエアバギーを利用し続けることができるわけです。
2)マキシコシを取り付けるとハイシートになった
そして、この組み合わせのメリットの一つ目が、ハイシートになることです。エアバギーは、単体だとシート座面が地面からそれほど高いわけではなく、もう少し高くても良いのになあ・・・とは、ユーザーの私も思ったりすることがあります。
(エアバギーココブレーキの口コミより)
こどもが1才未満のときこそハイシート
特に子供が1才未満のときは、そうではないでしょうか。子供の状態を近くでケアしながらベビーカーを進めていきたいと思ってしまうのですよね。低い位置ですとどうしても、かがんで覗き込むことになります。
これが、マキシコシをエアバギーにドッキングすることで解消されます。
しかも、もっともハイシートが欲しかった1才未満の時期に利用することができます。
実際にいま、我が家では、二人目の子供が生後半年くらいなのですね。
それでまさにエアバギー+マキシコシの組み合わせを利用していますが、子供の乗せおろしなどが高い位置だと結構らくです。
抱っこのウェイトが高いときは乗せたり降ろしたりしやすいのが良い
特に、生後半年なので、まだまだ抱っこのウェイトが高いです。
抱っこをしないで良い、しばらくの間、エアバギー+マキシコシで持たせるという使いかたもしています。
そのとき、すぐに抱っこしたり、置いたり・・・とするのにも、高い位置のが便利なわけですね。低い位置から持ち上げたり下げたりを繰り返していると腰に来ます。
最初は腰なんか来ないよ!と甘くみていましたが、抱っこを続けていると腰に結構負担がたまるようでした。特に体重が重めのお子さんをおもちのママさんパパさんは、この点、高い位置の方が便利なのではないでしょうか。
3)マキシコシを取り付けたら対面式にもなった
さらに、もう一つ目のメリットは対面式になることです。
対面式をPRするベビーカーが多い
エアバギーは単品だと、背面式にしかなりません。
最近は背面式と対面式の両方で使える、いわゆる両対面式のベビーカーが結構ありますしPRもされていますので、
対面式にならないことをデメリットと感じる人もいるかもしれません。
確かに、海外ブランドの高級ベビーカーで走行性の良い機種であれば、
シートを乗せ替えることで、対面式になるモデルが結構あります。
3輪以外の国内ブランドは対面に出来ても走行性が弱い印象
一方、ワンタッチで両対面に切り替えられる国内ブランドの機種には、
その分、安定性や走行性が犠牲になっているようなモデルもあるように思えます。
そう考えると、走行性が良いからしょうがないかな・・・とも思っていました。正直私も、マキシコシを購入する第一子の育児のときはそうでした。
マキシコシ+エアバギーで走行性も対面式も
けれど、二人目が生まれて新生児からということもあり、マキシコシを購入すると、気づいたわけです。
あ、対面式になってる!と。
そして、新生児から1才までの間という時期こそが、最も対面式が効果を発する時期かもな!とも気づきました。
新生児期から1才未満こそ特に顔を近づけてケアしたい
新生児期から1才未満という時期こそ、ベビーカーに乗せていても、
顔を近づけて子供のケアをすることがとっても重要のように感じるのです。
もちろん、3才までの間であれば未だ未だ小さいですし、ケアは必要だとは思います。ですが、だんだんと、子供は外を見て刺激を楽しむようになってくるようにも思います。
赤ちゃんのときにも、ときどきは外をみてきゃっきゃっとよろこぶのでしょうが、少したつと、ママやパパの顔が見えていないと不安になって泣きやすい、のではないでしょうか。そんなときこそ、対面式で押せるのは意味がありますね。
エアバギー+マキシコシの組み合わせでは、マキシコシが1才までの構造であるため、1才より後は使えません。ただし、一番ケアが必要なこの時期に対面式で使えれば、まあ良いのかな・・・とも私は思っています。
4)エアバギーへの取り付けにはアダプターが必要
アダプター不要のベビーカーもあるがエアバギーには必要
ちなみに、エアバギーにマキシコシを取り付けるのには、別売りのアダプターが必要です。
アダプターなしでマキシコシを取り付けられる海外バギーもあるようですが、3千円くらいですので、特にきにせず、注文しました。
アダプターを間に入れるが特に装着感は問題なし
間にアダプターを入れて、マキシコシとドッキングすることになるので、大丈夫なのかな?と最初は思いましたが、一回付けてみると、特にぐらつくこともありませんでした。
また一回つけると、普段はアダプターを取り外すことはありません。つけっぱなしですね。常にエアバギーにアダプターを取り付けている状態で、マキシコシだけを外したり付けたりすることがあります。
ちなみに、レンタカーを借りて小旅行にいったときだけ、後部トランクに、折り畳んだエアバギーからアダプターがはみだすため、その都度とりはずすことが必要でした。
5)取り外しは結構大変
ちょっと注意かなと思うことが1点ありました。マキシコシの取り外しは思ったよりラクではないですね。
店舗でペブルの方が付け外しが楽だとアドバイス
マキシコシにはペブルとカブリオフィックスの2種類が、エアバギーに取り付けられるベビーシートとしてあります。
エアバギーショップで最初に見せてもらって、話を聞いたところ、ペブルの方が、
取り外しのときにロックの解除と取り外しをわけて行えるのでラクだとおしえてもらいました。
ペブルだと、シートの両サイドにプッシュボタンがあり、
これを一度おすと、ロックが解除されます。
そして解除された状態で、シートを持ち上げると取り外しがしやすいとのことでした。
カブリオフィックスだと、これが押しっぱなしで外すことになるから結構大変だと。。
ペブルを購入したが簡単ではない。。
それで、購入はネットになったのですが、ペブルの方を購入し、利用しています。
慣れたら楽になるかなと思ったのですが、これが結構取り外しが簡単でないですね。。
特に赤ちゃんを乗せたまま、エアバギーから取り外すのは、まだまだ自信がありません。
ママとパパの両方がいるときだと良いのですが、平日ママ一人のときに、この取り外しを子供を乗せたまま行うのは、どうなんだろう?かなりの熟練者でないと厳しいのでは・・・というのが正直なところです。腕力もいりますし、コツもいります。
救いは取り外しの機会が少ないこと
ただ、フォローすると、マキシコシをとったり付けたりする機会は意外と少ないようです。車を使って家族全員でお出かけのときには、付けたり外したりが必要ですが、平日車を使わないのであれば、あまり取り外すことはないですね。
宣伝では、一応、家の中でマキシコシをキャリーコットとしても使えるとあったので、とりはずして部屋の中に入れるかな・・・と最初は思いましたが、少なくともうちでそれは使っていませんね。家のなかは家の中でもっと快適なスペースがあるので、マキシコシはベビーカーに付けたまま、玄関に置きっぱなしです。
6)まとめ
新生児から首すわりまでの間に購入する場合には、エアバギーにマキシコシの組み合わせはかなりおすすめです。
首すわり以降も使えば、まあまあの期間
首すわりまでの生後3か月だけだと短いかな?と思ってしまいがちですが、
マキシコシ自体は1才(体重13kgくらい)まで使用できるので、うちでも未だ未だ使い続けるつもりです。
(うちの2人目がいま生後半年です)
また、そう考えるとそれなりの期間に、マキシコシを活用できますので、
そんなにもったいないこともないかもしれません。
ものがしっかりしているので、2人のこどもに使うのがおすすめ
特に2人子供を育て居るというおうちの場合、エアバギーは結構しっかりしていて、
壊れにくいので、2人続けて使うとコスパ自体も意外とよいですね。
逆に、エアバギーが生後3か月からだから、まずはA型のベビーカーを買って使おうという人もいるかもしれません。
ですが、この場合、国内ブランドの新生児から使えるベビーカーで、新生児期にハイシート+対面で使えて走行性が良いというものは殆ど無いのが実情ではないでしょうか。。特に走行性が宣伝とは異なり・・・というものが多い気がします。
お金を使えるのであれば海外ブランドのもっと高いものもあり
また、海外ブランドで少々お値段が張るものであれば、新生児期にはキャリーコット、
その後はベビーカーシートに取り替え、という形で走行性の良いベビーカーがいくつかあります。
ただし、エアバギーとマキシコシの組み合わせよりお高くなるケースが殆どです。9万円より上でしょうか。。しかも車幅が改札を通れないサイズだったりします。。
車利用の場合はより活用できる
あとは、車で1才までの間にベビーシートとしても活用したいというケースだと、よりお得な組み合わせと感じるのではないでしょうか。チャイルドシートをどうせ買うのなら・・・マキシコシを買っておけば良いわけなので。
マキシコシ2.5/エアバギー5万から?
ちなみに、マキシコシは時価が変動していますが、2万5千円くらいからで、
エアバギー本体は5万ジャストくらいからですので、合計で7万5千円は見ておいたほうがよいでしょう。
エアバギーココの最新価格はこちらからチェックできます。
続けてマキシコシの最新価格はこちらからどうぞ。
最初のこどもだと、意外と高いように感じますが、実際にこそだてを始めると、
ベビーカーの質による、生活の大変さの違い・・・に気づき、買っておけば良かった・・・となる方も多いかもしれません。
(うちがそうでした。。)
1人目で、後で2人目も使う予定があるのであれば尚更ですね。
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エアバギーのベビーカーの口コミ人気ランキング
(恒例)あなただったら、どうします?投票下さい!
いろいろ書いてきましたが、あくまでも筆者の個人的な見解も含まれてしまっているかもしれないと思います。
そこでみなさんの生の感覚を投票の形で教えて頂ければ幸いです。
比べてみたい選択肢としては、1「エアバギー+マキシコシで一括購入」、2「首すわりからエアバギーだけ購入」、3「他ブランドの3輪バギーを買う」
の3つの選択肢なのかな?と考えました。そこで、皆さんだったらどうしたいか?どう感じられているか?是非投票して下さい。
どんな結果になるのか・・・わかりませんが。
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