幼児教育 通信vs教室 どちらが効果的?
幼児教室は万能なのか?
幼児教育といえば幼児教室!とは、日本の多くのママさんパパさんがお考えでしょうか。
確かに、幼児教室は沢山あります。また、自分で教えることは難しいから、子供の教育は経験豊富な先生のいる幼児教室に
お願いしよう。そう考えるのも無理はありません。
ですが、この幼児教室、ただお金をかけて通わせれば、子供が優秀に育つかというと、それほど単純なものではないようです。
逆に、闇雲に幼児教室へ通う時間を増やしたり習い事を増やしたりしていると、かえって逆効果ということもあるくらいです。
教室で「できる子」はどこで?
まず一つ目に大事なことは、幼児教室に通う子供の中でも、すごくできる子と、できない子が分かれてしまうということです。
では、なぜ「すごくできる子」は、そうなったのでしょうか。また、できない子は、なぜできないのでしょうか?
この原因には幾つか理由が考えられますが、一つの大きな原因は、わかります。それは、自宅で、ママパパがいかに
子供と向き合って、子供をサポートしてあげられるかという点の違いです。
幼児にとって一番の先生は母親
子供も大きくなって例えば小学校の高学年にもなれば、いかに自分で自主的に学べるか?が大切になってくるかもしれません。
しかし、幼児期においては、何と言っても、身近な親の存在がとても大きいのです。
幼児教室に通わせようとする親御さんにとっては、それが難しいから教室に通わせるのに・・・と思うかもしれません。
しかし、結局は自宅で本人の理解度にあわせて母親が教えるということが、幼児期において、1番子供の能力を伸ばしてくれる
要因となります。つまり、1番の先生は母親、ということが、とても大切なことだと思うのです。
通信教育を使った家庭学習とは?
幼児教室へ行かないと、こどもの教育のサポートが受けられなくて困る。。そうご心配のかたもいらっしゃると思います。
ですが、実際には、通信教材を使って家庭のなかでママがこどもに教えていく方法もあります。
教室で取り扱っている内容は、必ずしも特別なものではなく、幼児向けの通信教育でカバーしているものもとても多いのです。
実際に提携先の教室へ通うのと全く同じ内容をサポートしている通信教育もあります。
のちほどメリットを比較整理しますが、値段が教室よりお得で、好きな時間に学習できる、コンディションに合わせて対応できるなど
が期待できますね。
幼児教室VS通信のメリット比較
まず、大まかにお話をしましたが、ここで少し整理して、幼児教室と通信教育による家庭学習のメリットを比較していきましょう。
幼児教室に通うメリットとは?
ではここで教室に通うメリットもみていきましょう!
1.お友達に会える、もしくはお友達と競争することによってやる気をもらえる、楽しく感じる
2.プロの講師にプロのテクニックで教えてもらえる
3.親の時間が作れる。親は預けている間に別の用事ができたりする。
4.母子ともに新しいお友達をつくれる。
幼児向けの通信教育のメリットとは?
続いて通信のメリットをみていきましょう!
1.全てではないが殆どの通信教材は通うより値段が格段に安い。
2.子供の発育、発達、理解度、コンディションにあわせて最適なタイミングでプログラムを進めていける
3.他の子供と比較することがないので教室側にあおられて焦ったりすることなく、心安らかな状態で親は自分の子供の成長を見ていくことができる
4.プログラムを進めながら親子のコミュニケーションのきっかけをつくることができる
習い事の目的で選択はかわる
このようにみていくと、習い事をさせる目的によって通塾、通学にするか通信にするかを考えたほうがいいのかもしれませんね。
ポイントは幼児教室に過度に依存しないことです。
こどもの成長のメインはやはり家庭の中、すなわち通信教育や教材利用などがよいのではないでしょうか。
教室はあくまでも、ママが教育方法のヒントをもらったり、こどもが他の子と交流して刺激をうけ、お友達ができたり、
という使い方が一番よいように思います。
特に幼児は勉強するには心のコンディションが重要。コンディションの悪い時に行っても何も身につきません。
ですからそのような子供の状態を理解し、適切なタイミングで行える家庭内での教育とこれをサポートする
通信教育、これらの活用はとても大きな意味があると思います。
どちらを選ぶにしても土台が大切
土台は親子関係とこどもの心
また習い事をする前の大前提で私が大切だと感じるのは良好な親子関係と子供の心の状態です。
親は早期教室ブームもあり、焦ってあれやこれやと習わせたくなると思いますが、じっくりゆっくり子供をみてあげてください。
保育園や幼稚園から帰ってきて疲れた顔をしていませんか?園のお友達環境でストレスを溜めていませんか? お子様と向かいあってじっくり話を聞いてあげていますか?
親子関係が良好で、学校でも安心感がうまれ、先生やお友達とも良好な関係を築けている子は他にも吸収する土台ができていて、そんな子はどんどん吸収していきます。焦らないで子供の土台づくりを固める事が何より大切です。
土台があれば、どんどん成長していく
またこの土台のある子供と親の関係は勉強にしろ運動にしろ、子供は親からどんどん吸収していき成長も早いんです。そんな状況になってから習い事を増やしていくのも効果的なんではないでしょうか。
こどもにとって良い先生とは?
こどもの気持ちを理解しない講師もいる
では子供の土台があるのになぜ教室で伸びないのか!それは講師の質の問題があると思います。この道何十年のプロの講師ってほんとに少ないです。正直、みんなバイトに毛が生えているぐらいの講師が多い気がします。
幼児の扱いになれていない、気持ちを理解していないなどの光景をよくみかけます。子供が質問しているのに無視してしまう講師、最悪ですね。子供の気持ちを無視している訳ですから。1番大切なのは子供と講師が信頼関係を構築できているかという点。
こどもと信頼関係を築けるのが良い先生
大まかに先生との相性がいい、悪いだのとまるめてしまう言い方もあるかもしれませんが、子供と先生の間に信頼関係の土台がないと何も身につけてきません。逆に虚しい気持ちを植え付けられてしまうので、即お教室を変えた方がいいですね。
一番の講師は母親か?
一番ケアしやすいのは母親
このようにご自身の子供にベストな先生を探すのはとっても大変で難しいんです。
やはり子供の性格や心状態、理解度、成長度合いを1番理解しているのはやはり母親なのではないでしょうか。また1番近くで子供を愛し大切に考えるのも母親ではないでしょうか。
すると、誰が1番子供の能力を伸ばしていけると思いますか?こたえは明白ですね。
プロ並みに教える必要はあるか?
ではどのようにしたらプロ並みに教えられるのでしょうか? こたえは必要ないんです!
子供と一緒に考え、前向きに一緒に頑張れば子供は自分で考えようとします。考える工程こそ、最高の学習なんです! そしてその時間を親子で過ごすことが最高、良質なコミュニケーションでもあるんです。
勉強しながら、もしくは運動でもいいですが子供は親と一緒にトライすることを遊びの一環と感じてどんどん吸収してくれます。あとはちょっとした道しるべをつくってあげればどんどん伸びていくことでしょう!
まとめ
このように何か学ばせるにはまず子供の土台づくりが大切であること。また通信にするか通学、通塾にするかはその目的から考える方が最適であるとおわかりいただけましたでしょうか。
幼児期の子供は様々な事に興味深々です。ぎゅぎゅっと詰め込んでいくのではなくて、
本人が楽しいなもっと知りたいと思える気持ちを残せるくらいにして、
これからの長い人生の伸びしろを増やしてあげるのも親の大切な役割なのではないでしょうか。
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いろいろ書いてきましたが、あくまでも一つの見解に過ぎないということもあると思います。
そこでみなさんの生の感覚を 幼児教育の通信vs教室について投票の形で教えて頂ければ幸いです。
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